デカルト『方法序説』2  (3月19日)
   よい精神を持つだけでは十分ではなく、肝心なのは、これをよく用いることである。極めて偉大な魂を持つ人々には、最も大きな徳を行う力があるとともに、最も大きな悪行をも犯す力がある。とてもゆっくりとしか歩かない人たちでも、正しい道をそのままずっとたどって行くならば、走って、正しい道からそれて行く人たちよりも、遙かに先に進めるのである。

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