L'antiquité est l'aristocratie de l'histoire.
( Alexandre Dumas )
古代は歴史の特権階級である。

 アレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas 1802年~1870年)は、学校教育もまともに受けられない貧しい幼少期を送り、15歳で公証人役場の見習いとして働き始めるが、やがて劇作家を志してパリに行き、独学で文学や歴史を学び、初志通りにまず劇作で名を挙げ、ついで歴史小説を新聞に発表して大成功を収める。『モンテクリスト伯』や『三銃士』など彼の代表作はいずれも新聞小説であった。
 同じく作家となった同名の息子(『椿姫(La Dame aux camélias)』の作者)と区別するために"Alexandre Dumas père"として、日本語では「大デュマ」とも呼ばれる。

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