17  (8月13日)
   いくつもの言語が共存する国では、多くの人が2カ国語あるいは3カ国語を話す。話す言語が増えれば増えるほど、さらに別の言語を学ぶのがより容易になるのだ。なぜなら人間の頭脳は飽和状態になることなどないように作られていて、飽和するどころか知識が増えれば増えるほど発達するからである。新しい言葉を学んでも、頭がいっぱいになりすぎるおそれなどないのである。そして言語の惑星の至る所を楽々と歩き回れるのである。
  1. coexistent:coexister「共存する」、co-は接頭辞で「共に」「同時に」の意味を付加する。cohabiter「同居する」
  2. plusieurs:拡大的提示。通常想定される基準値が1つなど小さい場合にそれよりも多いと判断する際に用いる「いくつもの」
        これに対してquelques(複数形)は縮小的で通常想定される基準値が多い場合にそれよりも少ない時に用いる「いくつかの」
  3. Plus~,plus~:比例の構文。「~すればするほどますます」 moinsとの組み合わせも可能で、(1)Plus~,plus~(2)Plus~,moins~(3)Moins~,plus~(4)Moins~,moins~ と4通りの言い方がある。
  4. en:=langues、中性代名詞を使わないと il est facile d'apprendre d'autres langues.
  5. être loin de+不定詞:~するどころではない、全然~しない
  6. au contraire:まったく反対に, 逆に; それどころか
  7. En apprenant:このジェロンディフは条件。文脈から逆接的に主節と繋がる。
  8. à l'aise:(気)楽に、楽々と、裕福に

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