21 (8月17日) |
一般的で抽象的な真理というものは、あらゆる善の中で最も貴重なものである。その真理なくしては、人間は盲目も同然であり、つまりその真理は理性の目なのである。人間が行動する術、あるべき姿としてどのように存在すべきか、しなければならないことをいかにすべきか、そして真実の目的にいかに達するべきかということを学ぶのは、そうした真理によってなのである。独自で個人的な真理は常に善であるとは限らず、時には悪であることもあり、どうでもいいようなことであることも非常に多いのである。 |
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