49  (10月29日)
   人間は極めて限られた領域内でしか自らを取り囲む現象を観察できない。大多数が人間の感覚では捉えられないのも当然であり、単純な観察では人間にとって不十分である。認識を広げるために、人間は特殊な器具を使って自分の器官の力を増大させねばならなかった。同時に、身体の内部を観察するのに役立つ様々な道具を身につけて、身体を分析し、その隠れた部分を研究したのである。
  1. ne:これはne~queの構文だが、neとqueがかなり離れているので注意が必要である。
  2. le plus grand nombre:le plus grand nombre de~「大多数[過半数]の~」ここではde以下は省略されている。ちなみにun grand nombre de~は「多数の~」
  3. à l'aide de:~を使って、~を用いて。(virguleに挟まれている部分で挿入句)
  4. lui ont servi à pénétrer:servir à+(名)+à+不定詞「(名)が~するのに役立つ」
  5. pour:"結果"として訳出しているが、"目的"として後ろから訳すことも可能。
  6. en:中性代名詞を使わなければ、les parties cachées des corps

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