社会学の祖と言われるオーギュスト・コントの偉業を讃えるモニュメント。先週の「一枚」で紹介したソルボンヌ礼拝堂前の広場にある。 建てられたのは1902年、彫刻家ジャン=アントワーヌ・アンジャルベール(Jean-Antoine Injalbert)の作である。最初は礼拝堂の前にあったが、1980年に現在の位置、広場の北東部に移された。コントの胸像の左右に女性像と子供の像が配置されているが、女性像は絶えず自らを高めていく人類、子供像は知性に導かれる労働者を象徴している。台座には「他者のために生きる」「秩序と進歩」「家族、祖国、人類」という言葉が刻まれている。 |
▽Monument à Auguste Comte ヨーロッパをはじめ世界の"見所"をオンラインで紹介するサイト「Insecula」内にある「オーギュスト・コント像」のページ。 |
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