Ce qui détruit la planète, c'est le superflu qui n'a pas de limite.
( Pierre Rabhi )
この惑星ほしを破壊するのは、限度のない余剰である。

 ピエール・ラビ( Pierre Rabhi、1938年~2021年 )は、アルジェリアに生まれ、オランで中等教育を受けたのち16歳でキリスト教に改宗し、その後フランスに行き、南東部のアルデシュ県で農業に従事する。生産第一主義ではなく、環境や天然資源の保全を考慮した農業を試みていく。執筆活動も行い、また2007年には環境も人間も大切にする社会を目指す「ハチドリ運動(Mouvement Colibris)」を組織する。
 この「ハチドリ運動」とは南米の伝説に基づいている。森で火事が起き、動物たちが慌てふためくなか、ハチドリが小さな嘴で懸命に水を運んで火を消そうとする。それを見た他の動物たちはハチドリに「そんな僅かな水でお前に何が出来るんだ?」と嘲笑するが、ハチドリは「自分が出来ることをしているだけ」と答えたという。

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