2-4 (1月5日) |
一日中、訪問が相次いだ。そうして夜になり、もはや誰もいなくなった。今や、私は明日まで独りである。苦悩のまじった喜びを感じながら、私はこの夜を越える旅の支度をする。それは動かない旅行である。頭を東に、足を西にして横たわる。そこではあらゆることが起こり得るのだ。死の天使、創造の輝きをもたらす天使、重苦しい邪悪なメランコリア(憂鬱)の女神、友達や隣人が助けを求める声。私の夜の孤独は限りない期待の別名であるが、それは夜を徹して起きている人の期待であると同時に眠る人の期待でもあるのだ。 |
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