La vie est un souffle énigmatique et ce qui en résulte ne peut être qu'un souffle énigmatique.
( Jean Arp )

人生は謎めいた吐息であり、そこから生じるものもまた、謎めいた吐息でしかあり得ない。

 ジャン・アルプ( Jean Arp, 1886年~1966年 )は、ドイツ人の父とアルザス人の母のもとストラスブールで生まれた。ドイツ名はハンス・アルプ(Hans Arp)である。16歳でストラスブールの美術学校に入るが、伝統的な教育に反発し、以後パリやドイツのヴァイマルの美術学校で学び、20歳代前半でスイスに移り住む。
 第一次世界大戦中、チューリッヒに移り、そこでトリスタン・ツァラたちとダダイズム運動を始める。1926年にフランス国籍を取得し、翌年パリで最初の個展が開催されている。第二次世界大戦中の1943年、ストーブの不完全燃焼による一酸化炭素中毒で妻を亡くし、その後4年間詩作だけで過ごしたが、戦後は彫刻をはじめとして精力的な活動をして、1954年にはヴェネツィア・ビエンナーレ彫刻部門賞、1963年にはフランス芸術大賞を受賞した。

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