Un enfant d'aujourd'hui n'a jamais vu ni naître ni mourir. Il a vu quelqu'un partir à l'hôpital et n'en jamais revenir ou bien revenir avec un vivant de plus.
( Philippe Ariès )
今日の子供は人が生まれたり死んだりするのを一度も見たことがない。子供が見るのは、誰かが病院に運ばれ決して戻ることがなかったり、生者に連れられて病院を出るところだけである。
フィリップ・アリエス( Philippe Ariès、1914年~1984年 )はブロワで生まれ、パリ大学で歴史学を学んだ。大学の教職などには就かず、"日曜歴史家"とも呼ばれ、近代以降の子供観の形成など、それまで研究されなかった領域に目を向け、歴史学の分野でないとされてきたテーマにも取り組んだ。
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