ミシェル・ドゥブレ（ Michel Debré、1912年～1996年 ）はパリ生まれ、第二次世界大戦中はド・ゴール将軍の同僚として活躍し、戦後は政治家として1959年には第五共和政の初代首相、1966年に経済財政大臣、1968年に外務大臣、1969年からは国防大臣を歴任している。
　引用は、1969年12月にアンヴァリッドで行われたジョルジュ・カトゥルーの葬儀に際して、当時国防大臣だったドゥブレの弔辞からである。ジョルジュ・カトゥルーは自由フランス（France libre）で重要な役割を果たした将軍であり、引用文の「その時」とは、1940年にナチスに対する徹底抗戦を呼びかけたド・ゴール将軍のもとに多くのフランス人が結集した時を示している。

ミシェル・ドゥブレについてもっと知りたいなら、
→ 日本語版 Wikipedia
→ フランス語版 Wikipédia