Michel-Ange des arbres et des campagnes paisibles
( Anatole France )
樹々や平和な田園を描くミケランジェロ。

 小説家で詩人、批評家でもあるアナトール・フランス( Anatole France、1844年~1924年 )が、風景画家アンリ・アルピニー( Henri-Joseph Harpignies、1819年~1916年 )を評した一文。
 アンリ・アルピニーはノール県のヴァランシエンヌの生まれ。パリに出て風景画家ジャン・アシャール( Jean Achard、1807年~1884年 )の弟子となり、その後はジャン=バティスト・カミーユ・コローをイタリアを旅するなどコローと活動し、彼から影響を受けている。「バルビゾン派」の一人とされる。  1860年代、イタリアからパリに戻ったアルピニーは、サロン・ド・パリで成功を収め、定期的に出品するようになる。この頃、彼はフォーブール=サントノレ通りの185番地に住んでおり、今でも通りには記念プレートが掲げられている。

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