シャンティイ城内にあるコンデ美術館。近代絵画のコレクションではフランス国内でルーヴルに次ぐと云われている。
19世紀末、城主であったオマール公が城を含む領地と美術品をフランス学士院に寄贈したが、その際「陳列品の配置を変えない」「貸出の禁止」といった条件を付与した。そのため現在でもこのように所狭しと絵画が並べられている。
中央の大きな絵は18世紀フランス新古典主義を代表する画家のひとりであるフランソワ・ジェラールの「三世代」、その両側には古典主義時代に活躍したフィリップ・ド・シャンパーニュ作の「リシュリュー枢機卿」の肖像画があるなど、普通の美術館とは違った絵画鑑賞体験である。
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