ロベール・ウーダン（ Robert Houdin、1805年～1871年 ）は、ブロワに生まれ時計職人として精巧な自動人形などを作ったりもしたが、40歳の時に以前から憧れていたマジシャンに転身し、数々の独創的なマジックで人気を博した。
　彼はそれまでの"魔術師"的な手品師のイメージを一新し、明るい照明のなか燕尾服にシルクハットという出で立ちでマジックを披露した。このスタイルは現代にも通じるもので、ウーダンは「近代奇術の父」とも呼ばれている。

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