La liberté éclaire le monde.
( Frédéric Bartholdi )
自由が世界を照らす。 |
フレデリク・オーギュスト・バルトルディ( Frédéric Auguste Bartholdi、1834年~1904年 )は、アルザス地方のコルマールで生まれた。早くに父を亡くした後、一家でパリに移り住む。バルトルディは名門のリセ・ルイ=ル=グランを出てバカロレアを取得し、エコール・デ・ボザールで建築や絵画を学んだ。1856年に故郷のコルマール出身の将軍ジャン・ラップのモニュメント制作でデビューするが、彼を有名にしているのは1886年にフランスからアメリカに贈られた自由の女神像である。女神像はウジェーヌ・ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』とバルトルディ自身の母親をモデルにしたものと言われている。引用した一文も、バルトルディ自身の言葉というより、自由の女神像の正式名称である「La Liberté éclairant le monde」に由来するものである。
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