シャンソン歌手であり、作詞、作曲もするバルバラ（ Barbara、1930年～1997年 ）は、本名をモニック・アンドレ・セール（ Monique Andrée Serf ）といい、パリで生まれ、第二次世界大戦中はユダヤ系だったためフランス各地を転々とした。戦後、一時は聴講生としてコンセルヴァトワールにも通っていたが、やがてシャンソン歌手として活動していく。
　1997年11月25日、死去。遺作として自伝の『一台の黒いピアノ...（Il était un piano noir...）』が翌年刊行された。

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