La vie c’est le passage. Dire qu’elle est passage revient à dire qu’elle est action.
( Gaston Berger )
人生は通り過ぎることである。人生が通過であるということ、それはすなわち人生が行動だということである。

 ガストン・ベルジェ( Gaston Berger、1893年~1960年 )は、フランス植民地時代のセネガルに生まれ、ペルピニャンで教育を受ける。第一次世界大戦に従軍したあとは、マルセイユで製油工場に勤めていたが、25歳で再び勉強を始め、エクサンプロヴァンス大学で哲学を学ぶ。卒業後はマルセイユに南仏哲学研究協会を創設するなどし、後にはパリで国際大学センターを開設し、哲学部門の指導にもあたっている。さらに1953年からは国民教育省の高等教育部長として、大学教育を近代化することに貢献した。
 バレエの振付家で、20世紀バレエ団、のちにベジャール・バレエ・ローザンヌを主宰したモーリス・ベジャール( Maurice Béjart )は、彼の息子である。  

ガストン・ベルジェについてもっと知りたいなら、
→ 日本語版 Wikipedia
→ フランス語版 Wikipédia

ancien numéro( back number )2018年