Le mot "chien" n'a jamais mordu personne.
( Ferdinand de Saussure )
「イヌ」という言葉が人に噛みついたことは一度たりともない。
フェルディナン・ド・ソシュール( Ferdinand de Saussure、1857年~1913年 )はスイス・ジュネーヴ生まれの言語学者で、家は16世紀にフランスから移住してきた名家だった。ライプツィヒ大学を卒業し、さらに博士号も取得する。1880年からはパリに滞在し、パリ大学で10年間教鞭をとった。ソシュールは記号論を基礎付け、後の構造主義思想に影響を与えた。「近代言語学の父」とも云われている。
通時言語学/共時言語学、ラング/パロール、シニフィアン/シニフィエなどの二分法的な概念によって言語を考察したが、シニフィアン(signifiant)とシニフィエ(signifié)の概念をうまく説明しているのが引用した一文である。
フェルディナン・ド・ソシュールについてもっと知りたいなら、
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→ancien numéro( back number )2016年