Je voudrais donner au lecteur le désir et le moyen d'aller passer une journée à Amiens en une sorte de pèlerinage ruskinien.
( Marcel Proust )

一種のラスキン的巡礼として、アミアンに行って一日過ごす楽しみと方法を、この本の読者に勧めたい。

 マルセル・プルースト( Marcel Proust、1871年~1922年 )は30歳になる前から、19世紀イギリスの評論家・美術評論家であるジョン・ラスキン( John Ruskin, 1819年~1900年 )の著作に関心を抱き、研究するようになる。その成果として1904年に『アミアンの聖書』、1906年には『胡麻と百合』の翻訳を発表している。ただし、プルーストは英語に長じていた訳ではなく、英語に堪能だった母親やイギリス人の友人の下訳を元に翻訳として文章を整えていたと云われている。発表された翻訳には、長い序文と膨大な注釈がついており、そこにはプルーストがラスキンを通じて獲得した文学技術が表れている。     

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8月4日Abbé Pierre (2)
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