Pour écrire, il faut déjà écrire.
( Maurice Blanchot、L'espace littéraire )
書くためには、すでに書いていなければならない。

 モーリス・ブランショ( Maurice Blanchot, 1907年~2003年 )は、戦前は極右ともいえるジャーナリストとしてラディカルな論陣を張っていたが、戦後は文学活動に専念して小説や批評を発表していく。メディアには顔写真一枚すら公開せず「顔なき作家」と呼ばれていた。
 ブランショは戦後1949年から57年までの9年間、南仏エズに住んでいた。引用した一文の出典『文学空間(L'espace littéraire)』はその頃に書かれたものである。

モーリス・ブランショについてもっと知りたいなら、
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ancien numéro( back number )2016年