南仏セト(Sète)の海辺の墓地。セトはポール・ヴァレリーの生まれた町である。彼の詩の中で最もよく知られている『海辺の墓地(Le Cimetière marin)』は言うまでもなくこの生まれ故郷を舞台としている。 セトに行ったからにはヴァレリー自身の墓がある海辺の墓地を訪れたかったので探し回ったのだが、ヴァレリーの眠っている墓は町からは少し離れた所にあるということで、写真の墓地にヴァレリーの墓はなかった。しかし碧い地中海をバックに白い墓石のコントラストは、彫琢されたヴァレリーの詩さながらであった。 |
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