Je répondis:« Mettez: Impresson.»
「"印象"としておいてくれ」と私は答えた。 |
クロード・モネ(Claude Monet,1840年~1926年)と言えば印象派であるが、この「印象派」という名称の由来は有名である。 1874年の展覧会(後に第1回印象派展と呼ばれることになる)に、モネはル・アーヴルの港を描いた絵を出品した。カタログに載せるためと題名を尋ねられたモネの返事が引用文である。かくして『印象・日の出』と名付けられたこの絵は、しかし当時の保守的な批評家たちからは、主題もなく単に印象を描いたものにすぎないと攻撃され、モネらは「印象派」と揶揄される。だが、この呼び名が皮肉にも絵画の新時代を開く芸術運動の名として後世に残ったのである。 クロード・モネについてもっと知りたいなら、 → 日本語版 Wikipedia → フランス語版 Wikipédia |