La langue humaine a été véritablement frappée d'impuissance à la tour de Babel. Elle a ses limites, ce sont celles de l'orgueil. (Julien Green)
人間の言葉はバベルの塔ではまさに無力であった。人間の言葉には限界、高慢という限界があるのだ。 |
ジュリアン・グリーン(Julien Green 1900年~1998年)は、アメリカ南部出身の両親のもとパリに生まれた。フランスとアメリカの2つの文化が彼の中にあり、言葉に関しても鋭敏にならざるをえなかった。 19歳から3年間アメリカ南部に留学し、帰国後26歳で最初の小説を発表、以後意識の下に隠された悪に翻弄される人々を描き、モーリヤックにも通じる作品を執筆した。 1971年には前年に亡くなったモーリヤックの席次を継いで、アカデミー・フランセーズの会員となっている。 ジュリアン・グリーンについてもっと知りたいなら、 → フランス語版 Wikipédia |