Quand l'ordre est injustice, le désordre est déjà un commencement de justice. (Romain Rolland, Quatorze juillet)
秩序が不正である時、無秩序はすでに正義への始まりなのだ。 |
ロマン・ロラン(Romain Rolland, 1866年~1944年)と言えば『ジャン・クリストフ』(今週の一文「ロマン・ロラン (1)」)や『魅せられたる魂』(今週の一文「ロマン・ロラン (2)」)といった大河小説であるが、文壇へのデビューはドレフュス事件に想をえた『狼(Les Loups)』(1898年)やフランス革命を扱った『7月14日(Quatorze juillet)』(1902)などの民衆演劇であった。
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